『エバーデール』自分だけの可愛い動物たちの街を完成させましょう!!

重量級ボドゲ

※この記事ではプロモーションが含まれています。

今回紹介させていただくボードゲームは『エバーデール』です。
可愛い動物達のコマとエバーデール谷の世界観が魅力的なファンタジー系ボードゲームです。見た目の可愛さで人気が出て、ゲーム内容も素晴らしいということで一時期品薄状態にもなりました。拡張版もたくさん出ていた大変人気なゲームになります😊

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『エバーデール』とはいったいどんなゲーム?

ゲーム名エバーデール
プレイ人数1~4人
プレイ時間40~80分
対象年齢10歳から
ジャンルワーカープレイスメント
定価8,580円
おすすめしたい人見た目が可愛いゲームが好きな人
ゲームの世界観に入りたい人
ワカプレが好きな人

可愛い動物コマで素材を集めて、自分だけの街を作り上げていくワーカープレイスメントゲームです。様々な種類の建物や動物をプレイして街を完成させていき、イベントカードを達成して高得点を稼ぐことが目的です。労働者に素材を集めてもらい、効率的に進めることが求められる戦略ゲームでもあるため、ボードゲーム熟練者にもうってつけの作品になります😍

『エバーデール』のおすすめな理由3選

  1. 計画的に進んだ時の爽快感
    建物や動物をプレイすることで報酬を得たりして、次の行動に繋げる動きが綺麗に決まった時は爽快感ハンパないです。逆にやりたい場所が先に取られたり、カードをプレイされたりと相手とのバチバチ感も少なからずあるのがさらに面白さを助長してくれます!!

  2. コンポーネントが可愛すぎる
    箱絵からすでに可愛く、中身のコンポーネント全てが可愛いです😍ゲーム盤に置く永遠の樹の存在感も凄く一度見たら忘れないようなデザインをしています。動物の形をしたコマや果実,小枝,小石,樹液といった素材トークンがリアルでそれを見ているだけで楽しさが爆発します!!

  3. ワカプレ好きにはたまらない
    見た目に騙されてはいけません、本格的なワーカープレイスメント要素があります。季節をまたぐ毎にワーカーが増え、できることが増えていきます。ワカプレとカードゲームが上手い具合に混ざり合ったボードゲーマーにも刺さる作品になっています!!
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『エバーデール』の内容物

・ゲーム盤:1枚
・基本イベントタイル:4枚
・勝利点トークン:30個(1点×20個、3点×10個)
・扉トークン:20個
・動物&建物カード:128枚(動物 63枚、建物 65枚)88×63mm
・森カード:11枚 44×63mm
・特殊イベントカード:16枚 44×63mm
・勝利カード:1枚
・果実トークン:30個
・小枝トークン:30個
・樹液トークン:25個
・小石トークン:20個
・労働者コマ(各色6個ずつ)
・永遠の樹:1セット
・8面ダイス:1個(1人ゲーム用)

カードを主に使用するゲームのため、スリーブは必須です。オススメを紹介します!!
88×63mmスリーブ

44×63mmスリーブ

『エバーデール』のルール

【ゲーム概要】
ワーカーを配置して素材を獲得していき、建物カードや動物カードを15枚になるまでプレイして自分の街を完成させることが目的になります。対戦相手がいるため、自分が配置したい場所にワーカーを配置するタイミングや順番が勝利のカギを握ります。カードの効果を利用して、効率的に素材を獲得して街を発展させることがこのゲームの醍醐味になります。イベントカードを達成したり、建物カードや動物カードをプレイして勝利点を一番獲得していたプレイヤーが勝者となります。

1.ゲームの準備

①ゲーム盤をテーブル中央に置きます。切株が描かれている方向を上部とし、組み立てた永遠の樹を置いてください。

②果実・小枝・樹液・小石トークン(まとめて資材トークンと呼びます)を川岸に沿うように、それぞれをまとめて置いてください。同じように、ゲーム盤わきに、勝利点・扉トークンも置いてください。これらを銀行と呼びます。

③森カードをひとまとめにしてシャッフルします。2人ゲームなら3枚、3~4人ゲームなら4枚を引いて、ゲーム盤の森の裂け目の上に表向きで置いてください。残りの森カードは使用しないため、ゲームの箱にしまってください。

④4枚の基本イベントタイルを川に沿って配置してください。配置する場所は、図に示されたようになります。その後、特殊イベントカードをひとまとめにしてシャッフルし、そこから4枚を引き、永遠の樹の上から2段目に配置します。残りの特殊イベントカードは使用しないため、ゲームの箱にしまってください。

⑤動物&建物カードをひとまとめにしてシャッフルしてください。これをカードの山と呼び、永遠の樹の根元に置きます。そこから8枚を引き、表向きに広場に並べます。4枚ずつ2段にしてください。

⑥各プレイヤーは自分が担当する色(動物)を選択し、その色の労働者コマを2個ずつ受け取ってください。ジャンケンなどで最初に手番を実行するスタートプレイヤーを決定します。スタートプレイヤーはカードの山の上から5枚、その左隣のプレイヤーは6枚、その次のプレイヤーがいるなら7枚、さらに次のプレイヤーがいるなら8枚のカードをそれぞれ受け取ってください。

⑦各プレイヤーは、残った労働者コマを永遠の樹の一番上の段に置いてください。それぞれ、左の春の領域に1個、中央の夏の領域に1個、右の秋の領域に2個のコマを分けて置きます。

2.ゲームの進め方

ゲームの手番は、スタートプレイヤーから時計回りに巡ります。手番プレイヤーは、次のいずれかのアクションから1つを選んで実行します。アクション実行後は手番が左隣のプレイヤーへと移ります。
①労働者コマの配置
②カードのプレイ
③次の季節の準備

①労働者コマの配置

労働者は、プレイヤーの街の拡大と、ゲームに勝利するためには必須です。資材トークンを集め、カードを獲得し、各種イベントを実行し、旅に出かけるなど、エバーデールの様々な場所に配置することになります。

労働者コマを配置できるマスには「占有地」と「共有地」の2種類があります(マスに描かれた囲いで判別します)。占有地のマスには、労働者コマは1個しか配置できません。逆に共有地のマスには、すでに他の労働者コマが配置されていたとしても、新たに別の労働者コマを配置することができます(自分の労働者コマが配置されているマスであってもです)。

「労働者コマの配置」を実行するにはまず、手元の労働者コマを配置可能な足跡マークが描かれたマスへと配置します。それから資材トークンやカードを獲得するか、そこで指示された内容を実行します。配置した労働者コマは「次の季節の準備」のアクションを実行するまでそこに残り、手元に戻ってくることはありません。

労働者を配置できるマスの種類

森の小道

ゲーム盤の川沿いに描かれた森の小道には、労働者を配置することのできるマスと、労働者コマを配置した結果として獲得できる資材およびカードが記されています。

森カード

4人プレイマークは、4人ゲームでのみ労働者コマを配置できるマスを示しています。ただし、各プレイヤーは自分の労働者コマを同じ森カード上に複数配置することはできません。

赤の目的地カード

カードの中には足跡マークが描かれているものがあります。
自分の街にある目的地カード上、もしくは「オープン」の看板が記されている他のプレイヤーの目的地カードの上に、労働者コマを配置することができます。「オープン」の看板のあるカードのマスに他プレイヤーが労働者コマを配置した場合、そのカードを保有するプレイヤーは銀行から勝利点トークンを1個獲得します。

イベントカード

基本イベントタイルや特殊イベントカードにも、労働者コマを配置することができるマスがあります。基本イベントタイルに労働者コマを配置するには、すぐそばに描かれた条件を達成していなければなりません。特殊イベントカード上に配置する条件は、カードの上部に記されています。また、各イベントを達成できるのは、それぞれ1人だけです。

獲得したイベントカードは、そのプレイヤーの街のわきに移します(労働者は、「③次の季節の準備」のときに手元に戻ってきます)。達成したイベントカードは、ゲーム終了時に勝利点となります。

安息地マス

安息地マスは共有地です。配置できる数に制限はありません(同じ色の労働者コマでも)。安息地に労働者コマを配置した場合、手番プレイヤーは手札を任意の枚数だけ捨て札とすることができます。そうしたならば、捨て札としたカード2枚ごとに任意の資材トークンを1個獲得します。

旅マス

秋フェイズに限り、ゲーム盤の左下に描かれている旅マスに労働者コマを配置することができます。プレイヤーはマスに描かれている数字の枚数だけ手札を捨てなければなりません。3~5点のマスは占有地で、2点のマスは共有地です。配置した労働者コマは、ゲーム終了時に記された勝利点をもたらします。

②カードのプレイ

手番プレイヤーは、カードを1枚プレイします。カードをプレイするには、そこに記された資材を銀行に支払わなければいけません。プレイできるカードは、自分の手札か、ゲーム盤の広場に公開されている8枚のうち1枚です。

プレイしたカードは自分の前に置かれて、街を形成することになります。カードには動物と建物の2種類があります。一般のカードは何枚でも街に配置できますが、同名の特別なカードは自分の街に2枚以上配置することはできません。

建物カード

建物カードをプレイするためには、小枝トークン、樹液トークン、小石トークンを左上に記されているコスト分支払う必要があります。

動物カード

動物カードをプレイするためには、果実トークンを支払う必要があります。ただし、動物カードの左上に記されている建物をすでに自分の街に建設している場合、果実のコストを支払うことなく動物カードをプレイすることができます。

重要:上記の効果で動物カードをコスト支払うことなくプレイした場合、「扉トークン」を対象の建設カードの上に配置します。これは建物カード1枚につき動物カード1枚分だけしかコストの支払いを無視できないことを示しています。

各自の街に配置できるカードは、それぞれ最大で15枚です。各カードは1つの区域を表しています。5枚のカードを横3列に並べることをお勧めします。イベントカードは、この15枚のカードに含まれません。

カードの種類

茶の旅行者カード:プレイすると、ただちに効果を適用します。以降、再び効果を適用することはありません。

緑の生産カード:プレイすると、ただちに効果を適用します。その後、春と秋を迎える「③次の季節の準備」アクション時に、再び効果を適用します。

赤の目的地カード:労働者コマをカード上に描かれた足跡マークのマスに配置した場合、効果を適用します。「オープン」アイコンがあるカード上には、それが対戦相手のものであっても、コマを配置することができます。

青の政治カード:特定のカードをプレイした後に追加のボーナスを与えたり、カードのプレイに必要となる資材トークンを軽減します。

紫の祝福カード:条件を満たした場合、ゲーム終了時に追加の勝利点を得ることができます。

アイコンの種類

獲得する/得る:銀行から、指示された資材や勝利点トークンを受け取る。
支払う:自分の手元から、指示された資材もしくはカードを銀行へと移す。

カードを引く

カードを引く際は、基本的にはカードの山の上から引き手札に加えてください。ゲーム盤の広場からカードを獲得するよう指示された場合は、その通りにします。

手札の上限は8枚です。9枚以上になるようにカードを引くことはできません。何らかの理由でカードを複数枚引く際に、途中で手札が8枚になったら、それ以上は引くことができません。手札を他のプレイヤーに渡す必要があるときに、すべての対戦相手の手札が上限に達している場合、渡すことはせずに捨て札としてください。

広場のカードをプレイした場合、即座にカードの山の上から新しいカードを広場に補充してください。何らかの能力によって広場から複数枚のカードをプレイする場合、カードを全てプレイした後で補充を行います。カードの山が尽きたときは、捨て山にあるカードをひとまとめにしてシャッフルし、新しいカードの山としてください。

③次の季節の準備

このゲームは冬の終わりから始まり、次にやってくる冬を迎えることで終了します。季節の変わり目に、準備アクションを行うことになります。秋を迎えると、ゲーム中で最後の準備アクションを行います。そのプレイヤーは次の季節の準備に移ります(プレイヤーごとに、現在の季節が異なることがあります)。

準備アクションは、自分の手元に存在する労働者コマ全てを配置したプレイヤーのみ実行することができます。

準備アクションを実行すると、そのプレイヤーの季節が移り替わり、配置した全ての労働者コマを回収します。

春を迎えると、各プレイヤーは新たに労働者コマを1個獲得し、自身の街に配置された全ての緑の生産カードの効果を適用します。

夏を迎えると、各プレイヤーはさらに労働者コマを1個獲得します。夏には生産カードの効果を適用することはありませんが、夏にプレイした生産カードも、即座に効果を適用します。また、夏の準備アクションを行う際、広場に配置されているカードから2枚まで引いて手札に加えることができます。

秋を迎えると、各プレイヤーはさらに労働者コマを2個獲得し、自身の街に配置した全ての緑の生産カードの効果を適用します。

3.ゲームの終了

アクションが実行できない、(もしくは実行したくない)プレイヤーは、手番をパスしてゲームから抜けなければなりません。すでにパスしたプレイヤーに、カードや資材を渡すことはできません。いずれかのプレイヤーにカードや資材を渡さなければならない状況で、他の全てのプレイヤーがパスしていた場合、渡す代わりに破棄します。

パスしたプレイヤーの手番は飛ばし、全てのプレイヤーがパスするまでゲームは続きます。全員がパスすると、全ての勝利点を合算してゲームの勝利者を決定します。

得点の種類まとめ
・建物&動物カードの勝利点
・勝利トークン
・紫の祝福カードのボーナス
・旅ボーナス
・基本イベントタイル
・特殊イベントカード

同点の場合、その中で最も多くのイベントを達成していたプレイヤーの勝利となります。それも同数の場合は、その中で保有する資材トークンの合計数が最も多いプレイヤーが勝利者となります。

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『エバーデール』のレビュー

■勝っても負けても楽しいゲーム

ボードゲームをやるならもちろん勝った方が嬉しいと思っているでしょう。しかし、そこのあなた、このゲームは重量級ゲームなのに負けても楽しいのです(笑)プレイすると分かりますが、コンポーネントからカードのデザインまで細部まで凝られており、こんな魅力的なボードゲームがあるんだと感心したのを今でも覚えています!!ゲーム内容も自分の街を完成させることに満足して勝敗なんてどうでも良いとなりがちです🤗騙されたと思って一度プレイしてみてください!!

■見た目とは裏腹で戦略が豊富!!

可愛い世界観で入ってみたけど、思ったより奥が深いゲームだと私自身今は感じております。ワーカーを配置するタイミングやカードをプレイするタイミングや関連するカードのコンボを考える必要があり、単純にプレイしているだけでは上級者には勝てません😂ここでは初歩的な戦略だけ教えます。まずは建物カードからプレイするということを覚えてください!!建物カードを先にプレイすることで無料で動物カードをプレイすることができます。これが大前提だと思っています。

■オススメできる人・オススメできない人

オススメできる人
・見た目が可愛いゲームが好きな人
・ゲームの世界観に入りたい人
・ワカプレが好きな人

オススメできない人
・軽量級ゲームがしたい人
・短時間のゲームがしたい人

■総評

項目評価
総合9.0

魅力があふれるエバーデール谷を舞台にしたファンタジー系ゲーム🥰
一旦このゲームをプレイしたら、あなたはもうこの世界の虜になること間違いなしです。拡張版を出ている超人気作成をぜひプレイしてみてください!!

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