今回紹介させていただくボードゲームは、『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』です。
ボードゲームブロガーが作成したボードゲームで、可愛らしい見た目と裏腹にバチバチのゲーム性がハマるパズル×カードゲームです。お子様でも遊べるファミリールールや盛り上がり必須のチーム戦も入っているので、家族でもワイワイ遊べちゃいます✨
『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』とはいったいどんなゲーム?
ゲーム名 | DIVERHOUSE(ダイバーハウス) |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳から |
ジャンル | カード配置 パズル |
定価 | 1,500円 |
おすすめしたい人 | さくっと遊びたい人 バチバチに対戦したい人 可愛い絵が好きな人 |
『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』は、プレイヤーは大家となって家に訪れる住人達をうまい具合に部屋割りしていくパズル×カードゲームです。
タイトル通りダイバーシティをもじっているため、多様性に飛んだ家づくりを目指していきます。カードには3つの要素があり、それが6種類ずつカード毎に分かれています。同じ要素のカードを集めるのではなくバラバラに集めることが目的で、配置する場所によっても得点が変わるパズル要素を含んでいます。必要のない住人を他の家に送り込むことができるバチバチのゲーム性も持ち合わせているので、大人同士で盛り上がること必須です!
『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』のおすすめな理由3選

『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』の内容物

・カード:36枚
・説明書:1枚
カードはポーカーサイズ(88×63mm)なので、スリーブも簡単に見つかります!
スリーブに入れることで何百回遊んでも大丈夫😏
『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』のルール
【ゲーム概要】
手札からカードを1枚選択し、自分のハウスに配置するラウンドと相手から渡されたカードを配置するラウンドを交互に繰り返していき、全9ラウンド終了後に得点計算ラウンドに移ります。カードにはそれぞれ要素が3つ備わっており、多様性があるハウスを作れている程得点が高いです。得点が一番高いプレイヤーが勝者となります。
ゲームの準備

❶今回のプレイ人数に応じて次のカードをランダムで使います。他は箱にしまいます。
2人プレイ時は18枚、3人プレイ時は27枚、4人プレイ時は36枚
使用するカードを裏向きにしてからよく混ぜ、山札として中央に置きます。
❷1人手札が3枚になるように山札からカードを引きます。
ゲームの進め方
カードについて
カードには3つの要素があり、それぞれ6種類あります。
色:赤、青、緑、黄、紫、灰
種族:BIRD(鳥)、SHEEP(羊)、MOLE(モグラ)、DONKEY(ロバ)、WOLF(狼)、MINK(ミンク)
出身:第1ー6惑星
Ⅰ.ハウスラウンド
A:カード選択フェイズ

プレイヤーは自分の手札からカードを1枚選択し、自分の前に裏向きで出します。全プレイヤーがカード選択を完了したら、全員一斉にカードを表に向けます。
1,3,5,7,9ラウンド:出したカードを自分のハウスに配置します。
2,6ラウンド:出したカードを左隣のプレイヤーに渡します。そして、右隣のプレイヤーから受け取った
カードを自分のハウスに配置します。
4,8ラウンド:出したカードを右隣のプレイヤーに渡します。そして、左隣のプレイヤーから受け取ったカードを自分のハウスに配置します。
B:カード配置フェイズ

自分が出したあるいは受け取ったカードを自分のハウスに配置します。ハウスは3階建てで各階に3部屋あります。どの部屋から配置してもかまいません。最終的に3×3の範囲に収まればよいです。(注1)
一度配置したカードを移動することはできません。同じ要素(色、種族、出身)を持つカードを隣に配置するとマイナス得点となります。隣とは上下左右のことです。
注1:最初に配置した1枚が1階なのか3階なのかその時点では決まっていません。
C:カード補充フェイズ
カード配置完了後、山札からカードを1枚引いて自分の手札に加えます。引く順番は自由です。誰から引いてもかまいません。
A,B,Cの3つのフェイズを行ったら、1ラウンド終了となり、それを9ラウンド繰り返して、ハウスラウンドは終了となります。9ラウンド行うと、山札も手札も無くなります。
注意:7,8,9ラウンドは「C:カード補充フェイズ」を行いません。
Ⅱ.得点ラウンド
ハウスラウンドの終了後、得点計算を行います。
A:ハウスセットポイント
自分のハウスに配置しているカードを要素ごとに何種類あるか数えます。
各要素(色、種族、出身)の種類数で以下の得点を獲得します。
3種類:4pt
4種類:5pt
5種類:7pt
6種類:10pt
要素各々から得点を獲得できるので最大30ptになります。
B:カードポイント
自分のハウスに配置しているカードからそれぞれ得点が獲得できます。
カードの得点は以下になります。
BIRD:3階に配置したら3pt、他の階は1pt
SHEEP:2階に配置したら3pt、他の階は1pt
MOLE:1階に配置したら3pt、他の階は1pt
DONKEY:隣(上下左右)に配置されている色1種類につき1pt
WOLF:隣(上下左右)に配置されている種族1種類につき1pt
MINK:隣(上下左右)に配置されている出身1種類につき1pt
C:ペナルティポイント
自分のハウスに配置しているカードの配置からマイナス得点を獲得してしまうことがあります。
同じ要素(色、種族、出身)を持つカードが隣(上下左右)に配置されている場合、1箇所につき-3ptとなります。

ゲームの終了
得点計算終了後、得点が一番高いプレイヤーが勝者となります。得点が一番高いプレイヤーが複数いる場合、ペナルティポイントがその中で一番少ない人が勝者となります。それも同点の場合は、勝利を分かち合いましょう!
■チーム戦ルール
4人プレイ時のみ、2対2のチーム戦を行うことができます。チームメンバーと隣に座ってゲームを開始するだけです。チームメンバーにカードを渡す場合は、欲しいカードをあげましょう!得点計算はチームメンバーと合計して、相手チームに勝ちましょう!
■ファミリルール
Ⅰ.ハウスラウンドは通常通り行います。得点計算をA:ハウスラウンドとC:ペナルティポイントの2つとします。さらに、C:ペナルティポイントのマイナス得点を-2ptとします。
単純な計算になるので、お子様でも遊ぶことができます。
『DIVERHOUSE(ダイバーハウス)』のレビュー

さくっと遊べて程よく考える良作✨
プレイ時間は10分程でさくっと遊べる内容ですが、その時間でも悩ましさはMAXです「ここに置いて、こっちを渡そうか、いや…」と悩める要素が盛り込まれています。3×3の盤面を作るだけなのにこんなに悩むのかと軽いゲームだと侮っていると面喰います😏パズルゲームやバチバチにやり合いが好きな人には超おすすめなゲームです
テーマとゲーム性がうまくマッチしている
本作のテーマがダイバーシティ(多様性)を目指す家づくりです。自分のハウスに様々な特徴を持った住人たちを迎え入れることで高得点を目指す内容がテーマとマッチしていてゲームの理解度や満足度につながっています。今注目されているダイバーシティに目を向けた今風のボードゲームであり、可愛らしいイラストもあいまって子供から大人まで好かれる作品になっています。
オススメできる人・オススメできない人
オススメできる人
・さくっと遊びたい人
・バチバチに対戦したい人
・可愛い絵が好きな人
オススメできない人
・パズルゲームが苦手な人
・バチバチ対戦が苦手な人
総評
項目 | 評価 |
総合 | |
戦略性 | |
バチバチ感 | |
盛り上がり | |
デザイン性 | |
運 |
私”ジゼン”が制作する初めてのボードゲームになります。初めてということもありゲームマーケットチャレンジ2025のお題である「カード36枚のみ」で制作してみました!
出展予定は以下になります。
初出展:名古屋ボードゲーム楽市 3/30(日)
次出展:ゲームマーケット2025秋 5/17(土),5/18(日)
👇【名古屋ボードゲーム楽市でのお取り置き予約】
【ゲームマーケット2025秋のお取り置きは準備中です。】
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