今回紹介させていただくボードゲームは『マダ!』です。
マダガスカルと「まだいける」のマダを掛け合わせたゲームタイトルがオシャレな我慢比べをするゲームです。マダガスカルに生息するキタキツネが箱とカードに描かれていて、何とも愛らしい見た目をしております😊軽量級ゲームなので、さくっと遊びたいときに重宝します!!
『マダ!』とはいったいどんなゲーム?
ゲーム名 | マダ! |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 7歳から |
ジャンル | バースト |
定価 | 1,980円 |
おすすめしたい人 | 我慢比べが好きな人 短時間で遊びたい人 |
『マダ!』は、自分の手札から数字カード(サボテンカード)を出していき、自分の場に出した数字以上のカードが出せなくなると負けになるバーストゲームになります。相手がもうバーストしそうになったら得点を稼ぐために自分の数字を高く維持することが高得点の秘訣ですが、まさかの粘られて自分がバーストしてしまうことがよく起きます😂スペシャルカードがいい味を出していて、単純な数字だけ見ていると足元をすくわれてしまいます。バーストゲームを手軽に遊びたい人にはオススメな作品です!!
『マダ!』のおすすめな理由3選
『マダ!』の内容物
・サボテンカード(1~13):60枚
・スペシャルカード:10枚
特殊なカードサイズなのでスリーブはないかもしれませんが、一応カードサイズ載せておきます😏
46×91mmなので、これを覆えるスリーブが必要になります!!
『マダ!』のルール
【ゲーム概要】
自分の手番ではカードを1枚出す、カードを1枚引く、運だめしをするの3択から1つを選びます。自分の捨て場にカードを置けなくなった人が出たタイミングで自分の捨て場にあるいちばん上のカードが得点になります。こうして、誰かが5枚目のカードを獲得した時点でゲーム終了!ピンク色の”サボテンの実”をいちばん多く持っている人が勝者となります😊
ゲームの準備
全てのカードをよく混ぜて、各自3枚ずつ手札として配ります。手札は他の人に見せてはいけません。
残りのカードは裏向きでまとめて、山札としてテーブルの中央に置きます。
山札の隣を<共通の捨て場>としてあけておきます。
このゲームでは、基本的に自分の前にある<自分の捨て場>にカードを出して山にしていきますが、特別な指示があるときはこの<共通の捨て場>にカードを出します。
ゲームの進め方
いちばん最近キツネザルを見た人か、じゃんけんで勝った人から時計回りの順番で遊びます。
自分の番が来たら、次の3つのアクションから必ず1つを選んで行ないます。パスはできません。
アクション
A:手札を1枚出す
手札から1枚選び、<自分の捨て場>に出します。今後カードを出すときは、この捨て場に重ねて山にしていきます。新たに出すカードの値は、自分の捨て山のいちばん上のカードの値と同じか、より大きくなければなりません。ただし数が1ずつ連続している必要はありません。
スペシャルカードは値にかかわらずいつでも出せて、出したらすぐにその効果を使います。
手札を出したあと、カードを引いてはいけません。
出せるカードがないなら、このアクションは選べません。
B:カードを1枚引く
山札からカードを1枚引いて、手札に加えます。
手札の上限は3枚です。既に3枚持っているならこのアクションは選べません。
カードを引いたあと、手札を出してはいけません。
C:運だめしをする
まず、全員に聞こえるように大きな声で、「運だめしをする」と宣言します。
そして山札から1枚めくり、そのカードの種類に応じて、自分が手札から選んで出したときと同じように処理します。
ただし、もしめくったのが自分の捨て山のいちばん上の値より小さな値のサボテンカードなら、運だめし失敗。即座にこのラウンドでは負けになり、ラウンドも終わります。
ラウンド終わりについては、あとでより詳しく説明します。
スペシャルカード
スペシャルカードを手札から自分の捨て場に出したとき、もしくは運だめしで山札から引いて出したときには、即座にその効果を使います。スペシャルカードには3種類あります。
手のひらキツネザル:若返り
①自分の捨て山のいちばん上のカード1枚を(もし同値が続いていたら、それらをまとめた束を)取り出し、その上に手札から手のひらキツネザルカードを1枚出して重ねます。
②重ねた束を、捨て山の底に挿し入れます。
・捨て札が空なら、このカードを置くのみ。
・捨て札のいちばん上にこのカードがめぐって来たなら、次はどの値のカードでも置けます。
2匹のキツネザル:捨て山を交換
①このカードを共通の捨て山に出します。
②自分と誰か1人の捨て山を入れ替えます。
・自分か相手がゼロ枚でも交換可能。
・全員の捨て場が空のときに使っても、何も起こりません。
サソリ:手札捨て
①サソリを引いたら即座に効果を使わなければなりません。
②自分の手札から好きな1枚を選び、引いたサソリカードと一緒に、共通の捨て場に置きます。
・ゲームの準備で配られたときにも、すぐに効果を使う必要があります。
ラウンドの終わり
誰かが自分の捨て山のいちばん上より小さな値のカードを運だめしでめくってしまったら、その人はこのラウンドでは負け確定とし、次の処理を行ないます。
- 負けた人以外は全員、自分の捨て山のいちばん上のサボテンカード1枚を獲得します。もしキツネザルなら何も獲得できません。獲得したカードは裏向きで自分の近くに置いておいてください。ゲームが終わったとき。これらのカードに描かれたピンク色の実の合計数が得点になります。
- 全員、自分の捨て場の残りカードを共通の捨て場に捨てます。
- 今回負けた人は手札から好きな枚数のカードを共通の捨て場に捨てても構いません。他の全員は、今の手札のまま次のラウンドを始めます。このため、人によって手札枚数に差が生まれます。
次のラウンド
前のラウンドで負けた人の左隣の人から始めます。
山札のカードがなくなったら、各自の捨て山のいちばん上のカードだけを残し、残りを共通の捨て場にあるカードと合わせてよく混ぜ、新しい山札を作ってください。
注意:このとき、それまでのラウンドで獲得した裏向きのカードを一緒に混ぜてしまわないように気をつけてください。
ゲームの終了
誰か1人が、自分にとって5枚目のサボテンカードを獲得したら、そこでゲーム終了です。
各自、それまでに獲得したカードを確認し、ピンク色の実の数を合計してください。最も多く集めた人が勝ちです。同数1位がいたら、その人たち全員の勝利です。
『マダ!』のレビュー
周りとの駆け引きに一喜一憂
誰か一人が脱落した時にいちばん上にあるカードが得点になるため、できるだけ数字は高くしておきたい心理がはたらきます。しかし、他プレイヤーの手札は分かりません。もう脱落しそうと思った時にスペシャルカードで逆転されることがよく起きます😂相手の表情やしぐさを読んで「ここぞ!」というタイミングを探る必要があります!!多少の心理戦もこのゲームの醍醐味です😁
最後の粘りで大盛り上がり🔥
『マダ!』はタイトル通りにマダいけるというゲームです(笑)もう手札からは出せないとなってからも運だめしで想像以上に粘れることがあります😏いちばん上の数字が12だからもうアウトだと思ってから13を連続で3回引いたのを見たことがあります!!この間に他プレイヤーが脱落なんてことが普通にありえます。「運だめし」この要素があることで他プレイヤーのターンでも盛り上がれて全員でハラハラドキドキ感が味わえます🤣
オススメできる人・オススメできない人
オススメできる人
・我慢比べが好きな人
・短時間で遊びたい人
オススメできない人
・じっくり遊びたい人
・運要素が苦手な人
総評
項目 | 評価 |
総合 | |
戦略性 | |
バチバチ感 | |
盛り上がり | |
デザイン性 | |
運 |
可愛らしいパッケージからは想像つかないハラハラドキドキのゲームが楽しめます!!待望のリメイク作品のため、今の内に手に入れることが必須ですよ😁
コメント