今回紹介させていただくボードゲームは『タギロン』です。
たぎる、論理、場の質問から相手の隠された数字と色を推理する論理的思考が問われる。
やっていると頭が良くなった気がするゲームです(笑)
『タギロン』とはいったいどんなゲーム?
ゲーム名 | タギロン |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳から |
ジャンル | 推理系 |
価格 | 1,760円 |
おすすめしたい人 | 推理系が好きな人 論理的思考が得意な人 |
お互いに相手が隠している数字と色を質問をしていく中で推理して当てるゲームです。
タイトル通り論理的思考を用いて進めていくゲームであり、「なんか難しそう」と思う人もいると思います。
しかし、このゲームやると分かりますが意外と簡単です。
質問自体は用意されているものから選んでいき、消去法で答えを絞っていけば誰でも正解できます。
推理して当てた時の喜びを皆さんにも味わってもらいたいです。
『タギロン』のおすすめ理由3選
- 推理が当たった時の爽快感
質問していき相手の答えを少しずつ絞って最後に一発で当てた時や賭けで何択かの内の一つで当てれた時の爽快感はやみつきになります。 - 論理的思考が身につく
初めは論理的思考とはなんぞやと思う人もゲームを何回もやることで自然と身についていきます。
仕事においても論理的思考は役に立つことが多いので、ゲームをしながら身につけることができる効率的な最強ゲームです。 - 当たりそうで当たらないもどかしさ
冒頭で簡単とは言いましたが、相手より早く当てることは容易ではございません。
時には選択を迫られることもあります。
これで当てれば勝てるというタイミングに限って2択を外してしまうことがよくあります。
このもどかしさもタギロンにハマる要素の一つです。
『タギロン』の内容物
・数字タイル:20枚 (「0」~「9」各2枚)
・質問カード:21枚
・ついたて:4枚
・ルール説明書:1枚
メモは入っていませんが、プレイ中は必須と言っても良い程必要なアイテムなので準備してください!!
記憶力に自信のある方はハンデでメモ無しでもありです。
『タギロン』の遊び方
1.ゲームの準備
①数字タイルを裏にしてよく混ぜたら、各自5枚ずつ取ります。
取らなかった数字はタイルは使わないので、裏にしてよけておきましょう。
②ついたてを各自1枚立てて、自分の数字タイルが相手から見えないように隠します。
③数字タイルを表に返して、下記のルールにしたがって並べます。
➡左から、数字の小さい順に並べる
➡同じ数字の場合は、赤が左/青が右に並べる
④質問カードを裏にしてよく混ぜたら、上から6枚を表に返して場に置きます。残りは山札にします。
2.ゲームの進め方
①じゃんけんなどで先攻・後攻を決めます。
②先攻プレイヤーは、場に並べてある6枚の質問カードの中から1枚を選び、カードに書かれた質問を対戦相手にします。
③後攻プレイヤーは、その質問に正直に答えます。
④質問カードの山から1枚めくって場に補充したら、今度は後攻プレイヤーが先攻プレイヤーに質問をします。場の質問カードは、常に6枚公開されているようにします。
⑤交互に質問を繰り返していくと、だんだん相手の数字タイルの内容がわかってきます。
相手の持つ数字タイルが完全に分かったと思ったら、「宣言」をします。
より早く、相手の数字タイル5枚の「数字・色・位置」を完璧に言い当てた方が勝ちです。
■補足
・宣言の一部しか当たっていない場合
「数字・色・位置」の全てが一致していない限りは、「ちがいます」とだけ答えましょう。
一部しか当たっていないことを伝える必要はありません。
・宣言が失敗した場合
次の自分の手番で、続けて宣言することも可能です。
・先攻プレイヤーが正解した場合
このときに限り、後攻プレイヤーもその後一度だけ宣言します(質問はできません)。
後攻プレイヤーの宣言が正解した場合は、引き分けになります。
・質問カードの山が無くなった場合
補充はできません。場のカードを使い切っても正解が出ない場合、引き分けとなります。
【3人プレイルール】
ゲーム準備
各プレイヤーは数字タイルを裏にしてよく混ぜたら、各自5枚ずつ取ります。
残った5枚の数字タイルは、場に伏せて置いておきます。
場に伏せた5枚を当てることが目的です。
ゲームの進め方
時計回りにゲームは進めていきます。
基本手順は2人用ルールと同様です。
質問された2人とも回答します。
自分の手番でなくてもヒントがもらえることが重要です。
数字タイルの宣言
自分の手番でなくても宣言が可能です。
またゲーム中、1人1度しか宣言のチャンスはありません。
宣言したいプレイヤーは、解答をメモ用紙などに記入して、自分だけが見れるようにしたうえで「宣言します」と言います。
場に伏せた数字タイル5枚を自分だけで確認し、「数字・色」が完璧に合っていたら「正解!」と宣言して勝利となります。
一部でも違っていた場合は、違っていたことを宣言してゲームから脱落します。
確認した数字タイルは公開してはいけません。
脱落したプレイヤーは質問カードを選ぶことはできませんが、他プレイヤーの質問には答えなければなりません。
2位が決まるか、全プレイヤーが脱落したらゲーム終了となります。
(2人が脱落しても、残る1人が宣言するまでゲームは続きます)
【4人プレイルール】
ゲームの準備
各プレイヤーは数字タイルを裏にしてよく混ぜたら、各自4枚ずつ取ります。
残った4枚の数字タイルは、場に伏せて置きます。
場に伏せた4枚を当てることが目的です。
ゲームの進め方
時計回りにゲームは進めていきます。
基本手順は2人用ルールと同様です。
全ての質問カードは[共有情報カード]として扱い、質問者を含む4人全員が常に質問に回答します。
数字タイルの宣言
自分の手番でなくても宣言が可能です。
またゲーム中、1人1度しか宣言のチャンスはありません。
宣言したいプレイヤーは、解答をメモ用紙などに記入して、自分だけが見れるようにしたうえで「宣言します」と言います。
場に伏せた数字タイル4枚を自分だけで確認し、「数字・色」が完璧に合っていたら「正解!」と宣言して勝利となります。
一部でも違っていた場合は、違っていたことを宣言してゲームから脱落します。
確認した数字タイルは公開してはいけません。
脱落したプレイヤーは質問カードを選ぶことはできませんが、他プレイヤーの質問には答えなければなりません。
2位~3位が決まるか、全プレイヤーが脱落したらゲーム終了となります。
(3人が脱落しても、残る1人が宣言するまでゲームは続きます)
『タギロン』のレビュー
■プレイ人数によって変わるゲーム性
2人ゲームの場合は自分の質問で相手にヒントを与えることは少ないが、3人ゲーム以上となると他人の質問もかなりのヒントになるため質問選びの重要性が格段に上がる。
2人用ゲームとしてもめちゃめちゃ面白くて、3,4人でも楽しめるゲームをお探しの方はドンピシャなゲームだと思います。
■何度でもやりたくなる中毒性
自分の推理が見事当たった時はスッキリして終われますが、当てられずモヤモヤが溜まった状態だともう一回とついついやってしまいます。
数字と色の両方当てる必要があり数字の5だけは他と違う色のため、この5のせいで計算が狂うことがよく起きます。
また相手より早く当てたいがために宣言してしまうと相手に情報を与えてしまうデメリットがあります。あえてブラフに使う上級者もいますが😜
この困難の先の勝利を掴むことができれば凄まじい快感を味わうことができます。
■オススメできる人・オススメできない人
オススメできる人
・推理系が好きな人
・論理的思考が得意な人
・数字が好きな人
オススメできない人
・考える事が苦手な人
■総評
項目 | 評価 |
総合 |
たぎるろんり略して『タギロン』このタイトルが全てを物語っている作品です。
頭を使って推理したい、快感を味わえるゲームがしたい人にはぜひプレイして欲しいです。
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