『コードネーム』秘密のワードで味方に答えを伝達せよ!!

軽量級ボドゲ

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今回紹介させていただくボードゲームは『コードネーム』です。
2015年に発売され、2016年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した超大人気作品です。
名前の通りスパイをテーマにしたゲームになっており、秘密裏に仲間のスパイとコンタクトを取る必要があります。

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『コードネーム』とはいったいどんなゲーム?

ゲーム名コードネーム
プレイ人数2~8人以上
プレイ時間15分
対象年齢10歳から
ジャンルワードゲーム
チーム戦
価格3,300円
おすすめしたい人ワイワイ盛り上がりたい人
チーム戦ゲームがしたい人

チーム戦で戦うゲームであり、味方のスパイマスターから味方エージェントのコードネームのヒントを教えてもらい見つけていくゲームです。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しているので、面白いことは間違いなく私の妻や友人も大好きなボードゲームです。
イラストで表現するコードネームピクチャーズ2人用のコードネームデュエットが発売されたり、ディズニーとのコラボ作品もあります。

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『コードネーム』のおすすめ理由3選

  1. ワードセンスが磨かれる
    敵のエージェントを選ばないかつ味方のエージェントが選ばれるようなワードを言う必要があり、ちょうどいいワードを考える力がつきます。
    普段使わない力ですが、何かの役に立つかもしれませんよ(笑)

  2. チーム戦による盛り上がり
    ボードゲームでは珍しいチーム戦のため、お互いの信頼関係が重要になります。
    このゲームはチームメイトとの価値観が合っていればいるほど勝てるため、将来のパートナーを発見できるかもしれません😁

  3. 400種類のコードネームによるリプレイ性
    1回のゲームで使うコードネームは25種類に比べて収録されている数は400種類もあります。
    人生でプレイしきれないくらいの組み合わせが存在し、同じ25種類のコードネームでは二度とプレイできないと思います。
    このリプレイ性の高さも人気の一つです。
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『コードネーム』の内容物

・コードネームカード:200枚 裏表400種類
・砂時計:1個
・キーカード:40枚
・スパイカード:赤のエージェント 8枚
        青のエージェント 8枚
        ダブルエージェント 1枚
        一般人 7枚
        暗殺者 1枚

色んなコードネームカードを組み合わせることで何度でも楽しめます!!

『コードネーム』の遊び方

1.ゲーム準備
プレイヤーは、人数とゲーム熟練度が大体同じになるように2つのチームに分かれます(赤と青チーム)
スタンダードゲームをプレイするためには少なくとも4人(2人チームが2組)必要です。
各チームから1人ずつスパイマスターは選びます。
各チームのスパイマスターは隣り合わせてテーブルの同じ側に座ります。
それ以外のプレイヤーはスパイマスターの反対側に座ってください。
スパイマスター以外のプレイヤーは全員「現場諜報員」になります。
コードネームをランダムに25枚選び、下図のようにテーブルの上に縦横5×5になるように並べます。

キーカードを準備します。
ゲーム毎に1枚、テーブル上のカードの正体を示すキーカードを使用します。
スパイマスターたちはランダムにキーカード1枚を選び、スタンドに立てて2人の間に置きます。
どの辺を上にして立てても問題ないので、あまり深く考えないでスタンドに立ててください。
ただし、決して現場諜報員には見られないようにしてください。

キーカードの情報は、テーブル上のコードネームカードの配置に対応しています。
キーカードの下がスパイマスター側、上が現場諜報員側になります。
青いマスは、青チーム(青の諜報員)が推測しなければならない言葉に対応しています。
赤いマスは、赤チーム(赤の諜報員)が推測しなければならない言葉に対応しています。
薄い色のマスは何も知らない一般人を表し、黒いマスは誰もが触れてはならぬ暗殺者を表しています。
キーカードの4つの辺に、先攻チームの色が表示されています。
先攻のチームは、9つのコードネームを推奨します。後攻のチームは8つです。

2.ゲームの概要
スパイマスターだけが、25人のエージェントの秘密の正体を知っています。
現場諜報員たちは、25人のコードネームだけを知っています。
スパイマスターは順番にヒントとして言葉を1つずつ発表します。
このヒントは、テーブル上の複数のコードネームに関連している可能性もあります。
現場諜報員たちは、スパイマスターが発した言葉をヒントにして推測します。
現場諜報員がコードネームカードに触れたとき、スパイマスターはそのコードネームの正体を明らかにします。そのカードが自分のチームのエージェントの場合、さらに自分のチームの推測を続けます。
外れた場合は、相手チームのターンとなります。
ゲームは、先に自分のチームのエージェント全員とコンタクトしたチームが勝利します。

3.ゲームのプレイ
チーム毎に順番に手番を実行します。
キーカードの4辺に表示されている色のチームが先攻です。

ヒントを出す
あなたがスパイマスターの場合、キーカードに表示されている自分のチームのエージェントのコードネームを当てるためのヒントになる言葉1つを考えます。
何か良いヒントが浮かんだらその言葉を声に出して発表してください。
その際に、その言葉が複数のコードネームのヒントとなっている場合は、その枚数を発現することができます。
例:あなたは「コンサート」と「バンド」の2つのコードネームのヒント考えた。両方とも音楽に関係するため、ヒントとして「音楽、2枚」と発表した。
ヒントは常に単語1つだけでなかればなりません。追加のヒントを出すことも禁止です。

エージェントとのコンタクト
スパイマスターがヒントを出したとき、現場諜報員は、その意味をよく考えなければなりません。
味方現場諜報員同士で相談することはできますが、スパイマスターは常に表情を変えてはいけません。
チーム内の諜報員の中の1人がテーブル上にあるコードネームの中の1枚に触れることで、チームが推測した公式な見解とみなします。
・現場諜報員が自分のチームのエージェントのカードに触れた場合、スパイマスターはそのカードの上に自分のチームの色のエージェントカードを乗せます。
また当てたので、引き続き他のカードの推測をすることができます。
・現場諜報員が一般人のカードに触れた場合、スパイマスターはそのカードの上に一般人カードを乗せます。このチームのターンはここで終了となります。
・現場諜報員が相手のチームのエージェントのカードに触れた場合、スパイマスターはそのカードの上に相手のチームの色のエージェントカードを乗せます。このチームのターンはここで終了となります。
・現場諜報員が暗殺者のカードに触れた場合、スパイマスターはそのカードの上に暗殺者のカードを乗せます。ゲームはここで終了となり、暗殺者のカードに触れたチームの負けとなります。

推測の数
現場諜報員は、常に最低でも1つは推測してカードを指定しなければなりません。
誤った推測をした時点で自分たちのターンは終了となりますが、自分のチームのエージェントを当てた場合、そのまま推測を続けることができます。
いつでも推測をやめて自分たちのターンを終了させることができますが、通常はスパイマスターのヒントの枚数分の推測をしたいところです。
ヒントの枚数より1枚多い推測をすることも可能です。

4.ゲームの終了
自分のチームのエージェントのカード全てが乗せられた時点で、そのチームの勝利となります。
相手チームのターン中でも、そのチームが誤った推測をすることで勝利することもあります。
諜報員が暗殺者のカードに触れてしまうことで、ゲームが早く終了することもあります。
その場合は、そのチームの負けになります。

砂時計はどうやって使うの?
砂時計について言及することを忘れていました。
あまりに長考するプレイヤーがいる場合、砂時計を使って、そのプレイヤーに考える時間の制限を設けるのもよいでしょう。

【2人用ルール】
2人だけでもプレイする場合は、2人とも同じチームになってプレイします。
この2人用ルールは、チーム同士で競争を嫌うプレイヤーがいる場合に、3人以上のグループでもプレイできます。
このルールでは、架空の敵に対抗してできるだけ多くの得点を稼ぐことが目的です。
通常のゲームと同様の準備をします。1人がスパイマスターとなり、残りが現場諜報員となります。
相手チームにはプレイヤーはいませんが、エージェントカードは通常通り重ねて置いてください。
自分のチームが先攻になります。そのため、自分のチームが先攻になるキーカードを使用します。
自分のチームのターンは通常ゲームと同様に進行します。
敵のエージェントや暗殺者を避けるように進めてください。
スパイマスターは、敵チームのターンに、敵チームのエージェントカードを1枚ずつ置きます。
その際、エージェントカードを乗せる言葉は、スパイマスターが選択します。
ここにも戦略的要素があります。
自分のチームが暗殺者に触れた場合Yあ、敵チームがエージェント全員とコンタクトをしたら、自分のチームの負けとなり、得点は獲得できません。
自分のチームが勝利した場合、敵チームの残りのエージェントカードの枚数が得点になります。
8点:そんな馬鹿な・・・信じ難い
7点:ミッション・インポッシブル級
6点:すごい!
5点:MI6から出頭命令
4点:最高機密クリア
3点:君の時計は同期されている。
2点:OKだが、もう少し頑張ろう。
1点:まぁ、勝ちは勝ちだが。

【3人用ルール】
3人でプレイする場合、3人が同じチームでプレイしたい場合は2人用ルールを使ってください。
チーム内の2人が競いたい場合は、2人がそれぞれスパイマスターになり、残りの1人が現場諜報になります。
通常のゲームと同様の準備をします。現場諜報員は、両チームの諜報員として働きます。
勝者は通常の方法で決定します。
現場諜報員は、どちらのチームのためにもベストを尽くさなければなりません。

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『コードネーム』のレビュー

■誰とでも仲良くなれるゲーム
チーム戦で戦うため、初めて一緒に遊ぶ人でも仲間意識が芽生えます。
ワードゲームで会話も自然に生まれるため、会話が苦手な人でも難なく遊ぶことができます。
初心者とベテランが混ざってもゲームバランスはそこまで崩れないため、誰とでも楽しめるゲームになっています😊

■独特な感性が笑いを呼ぶ
人によって出すヒントが違うので、このヒントで「これを選んで欲しいのかい」とツッコミを入れたくなります(笑)
ゲームが終わった後の振り返りでもまたさらに盛り上がれます。
劣勢のときとかは一度にたくさんの枚数を当てないといけないので、奇抜なヒントになりがちですが、これで当てれたときの快感は半端ないです!!

■オススメできる人・オススメできない人

オススメできる人
・ワイワイ盛り上がりたい人
・チーム戦ゲームがしたい人
・ワードセンスがある人

オススメできない人
・じっくり戦略ゲームがしたい人


■総評

項目評価
総合8.0

ワードゲームの最高傑作と言っても過言ではなく、誰とでも遊べて仲良くなれるゲームになっています。スパイという現実離れしたテーマを身近な遊びに替えることでここまで面白いものになるのかと感心してしまいました。
このゲームをマスターした頃にはあなたも本物のスパイになれるかもしれませんよ!!

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