今回紹介させていただくボードゲームは『DIXIT(ディクシット)』です。
2010年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞している人気作品です。
櫻井・有吉THE夜会で木村拓哉さんがおすすめしたボードゲームとして再加熱したゲームでもあります。その影響で一時期品薄状態になりました!!さすがキムタクパワー😆
私の妻やその友達にも大人気で誰がやっても楽しめること間違いなしです。
『ディクシット』とはいったいどんなゲーム?
ゲーム名 | DIXIT(ディクシット) |
プレイ人数 | 旧版:3~6人 新版:3~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳から |
ジャンル | パーティゲーム |
定価 | 4,950円 |
おすすめしたい人 | ボードゲーム始めたての人 会話が好きな人 ワイワイ盛り上がりたい人 |
『DIXIT(ディクシット)』は、人と感性を共有して感性が同じなら得点がもらえるボードゲームです。
自分の絵にお題をつけて、数ある絵の中から自分の絵を選んでもらう必要があります。
ですが、全員に当てられると意味がありません。分かりやすすぎてはだめなのです。
分かって欲しいけど一部の人にだけという絶妙なお題を設定するゲームでそれが醍醐味です😊
会話型のゲームが好きな人は絶対ハマる作品になっています!!
『ディクシット』のおすすめな理由3選
- 盛り上がり必須のゲーム
自分の宣言したお題によって納得してもらったり、おかしいと言われたり、感性のぶつかりあいが起こるゲームです。
自然に会話が生まれ、出題者でも回答者でも大いに盛り上がれるゲームは中々ないです。
そんなゲームを求めている人にはピッタリな作品です🥰 - ワードセンスが磨かれる
絵のデザインを見て自分の言葉で表現する表現力とワードセンスが出題者には必要になります。
ゲームの勝ち負け関係なく、他のプレイヤーに「おぉー」と評価されるワードを言えた時は自分のセンスに自惚れることでしょう😋 - 絵のデザインが魅力的
不思議なイラストが描かれたカードが84枚あり、一つとして同じものはありません。
人によって感じ取れるものが異なるため、お題が十人十色で同じお題をつけることはほとんどありません😏拡張版もあるので、まだまだ色んな絵で遊ぶことができます!!
『ディクシット』の内容物
・ゲームボード:1個(箱の内側・得点表示板になっています)
・カード:84枚
・投票トークン:36枚(6色各1~6の6枚)
・木製のウサギコマ
カードをメインで使用するため、スリーブがあってもいいと思います!!
『ディクシット』のルール
【ゲームの概要】
語り部と回答者に分かれて、語り部は自分の絵柄にお題をつけます。
回答者は自分の手札の中にそのお題に一番合っていると思う絵柄を出します。
語り部と回答者が出したカードを全て混ぜて置きます、回答者は語り部が出したと思う絵柄をそこから見つけ出します。
周りと自分の想像力が一致するかを見るゲームですね、しかし全員に当てられてはダメなので一部の人に刺さるお題をつけることが大事なゲームです😎
1.ゲームの準備
各プレイヤーは、ウサギコマを1個選び、それぞれを得点表示板の「0」のスペースに配置します。84枚の絵柄のついたカードをシャッフルして、各プレイヤーへ6枚ずつ配ります。
残りのカードは裏向きで山札とします。
- 4人でゲームをする場合、各プレイヤーは自分のウサギコマと同じ色の投票トークンを4枚ずつ(1~4の数字のトークン)受け取ります。
- 5人でゲームをする場合、各プレイヤーは自分のウサギコマと同じ色の投票トークンを5枚ずつ(1~5の数字のトークン)受け取ります。
- 6人でゲームをする場合、各プレイヤーは自分のウサギコマと同じ色の投票トークンを6枚ずつ(1~6の数字のトークン)受け取ります。
注意:配られたカードは各自の手札となります。他のプレイヤーに見られないようにしてください。
2.ゲームの進め方
語り部
プレイヤーの1人が、そのターンの語り部となります。
語り部は自分の手札の6枚のカードの絵柄を見ます。
その中の1枚を選び、その絵柄から連想される一文を考えて、声を出して話します(この時に、そのカードの絵柄を他のプレイヤーに見せないでください)。
この時に話す一文は、単語1つでも、複数の単語からなる文でも良く、擬音でもかまいません。
その一文は、既存の芸術品から連想されるもの(詩や歌、映画のタイトル、ことわざなど)でも、その場ででっち上げた物でもかまいません。
最初に誰を語り部にしたらいいでしょう?全員が自分の手札を見て、一番最初に一文を考えたプレイヤーを、最初の語り部にするとよいでしょう。
語り部が選んだカードを選ぶ
語り部以外のプレイヤーは、語り部が話した一文に最も合っていると思う絵柄1枚を、自分の手札の6枚の絵柄の中から選びます。
次に、各自が選んだカード1枚を他のプレイヤーに見せないように、語り部のプレイヤーへ渡します。
語り部は、受け取ったカード全てと自分が選んだ絵柄のカード1枚を合わせてシャッフルし、テーブル上に表向きにしてランダムに横一列にして並べます。
並べた一番左側が1番のカード、その次が2番のカードというように、左から順に番号が割り振られます。
語り部の選んだカードを見つける投票
語り部以外のプレイヤーの目的は、並べたカードの中から語り部が選択した絵柄を見つけることです。
各プレイヤーは、並べたカードの中から語り部が選んだ絵柄と思われるカード1枚を選び、秘密裏に投票します。(語り部のプレイヤーは投票しません。)
投票の方法は、各自が選んだカードの番号の投票トークンを裏向きにして自分の手前に置きます。
語り部以外全員の投票が終わったら、全員の投票トークンを表向きにして、並んでいるカードの対応する番号の上に置きます。
注意:自分が選んで語り部に渡したカードに、自分で投票することはできません。
得点の獲得
- 語り部以外のプレイヤー全員が、語り部が選んだ絵柄に投票した場合、または誰も語り部が選んだ絵柄に投票しなかった場合は、語り部が獲得する得点は0点で、それ以外のプレイヤーは全員2点ずつ獲得します。
- 上記以外の場合、語り部と、語り部が選んだ絵柄に投票したプレイヤーが3点ずつ獲得します。
- 語り部以外の各プレイヤーは、自分が選んで語り部に渡したカードへの投票1つにつき、1点ずつ獲得します。
各プレイヤーは、得点表示板上の自分のウサギコマを、獲得した得点分前に進めます。
ターン(手番)の終了
各プレイヤーは、自分の手札が6枚になるようにカードを引いて補充します。
次のターンの語り部は、現在の語り部の左隣のプレイヤーになります。(その後のターンも時計回り順に、語り部の役割はターンごとに回ります。)
3.ゲームの終了
いずれかのプレイヤーの合計得点が30点に達したら、ゲームは終了です。
終了時に合計得点が最も多いプレイヤーが、ゲームの勝者となります。
同点の場合は当事者間で勝利を分かち合ってください。
バリエーションルール
複数のバリエーションルールを混ぜてゲームをしても、あなたたち自身でオリジナルのバリエーションルールを作って採用してもかまいません。
3人でゲームをする場合
各プレイヤーは手札を7枚ずつ持ちます。
語り部以外の各プレイヤーは、1枚ではなく2枚のカードを語り部へ渡します。
これによって、語り部以外のプレイヤーは5枚のカードの中から1枚を選んで投票することになります。
追加得点
1人のプレイヤーだけが語り部のカードを見つけた(投票した)ときに、見つけたプレイヤーと語り部が得点を4点ずつ獲得します。
歌とジャスチャー
このルールを採用すると、語り部はカードの絵柄に関連した歌を歌ったり、音楽を口ずさんだり、身振り手振りで表現することが可能になります。それ以外については、通常のルールと同じです。
『ディクシット』のレビュー
■勝ち負けより楽しさが勝つ不思議なゲーム
このゲームはなぜか勝ち負けよりもゲーム自体が楽しくて勝敗はどうでもよくなりがちです(笑)
ゲームとしてはそれでいいのか疑問ですが、ボードゲームはプレイして楽しいが一番重要だと私は思っているので、大正解のゲームだと思っています🤩
これほど友達や家族に人気なボードゲームはあまりありません!!
そろそろ今の絵柄も飽きてきたので、拡張版に手を出そうかなと思います。拡張版はデザインしている人が違うものもあるため、また一味違う絵柄に出会えますよ!!
■友達や恋人の間柄ならではの正解がある
語り部のことをよく知っている人は発表されたお題を聞いて、どの絵柄を出したかピンとくることがあります。これはその2人の聖域なので、他人には理解できません(笑)
初めましての人たちでも妙にお互い当て合う人たちもいます、これを機に恋愛や友達に発展することもあるかもしれません。
このボードゲームはそういった人とのコミュニケーションをゲームで遊びながら触れることができます😄
■オススメできる人・オススメできない人
オススメできる人
・ボードゲーム始めたての人
・会話が好きな人
・ワイワイ盛り上がりたい人
オススメできない人
・いません、みんな大好きです(笑)😊
■総評
項目 | 評価 |
総合 |
パーティゲームのジャンルのボードゲームの中では一番評判が良いゲームです。
誰とやっても楽しいと言ってもらえて、自分で買った人もいます(笑)
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しているだけあってさすがの人気ですね!!
皆さんも遊んでみてください、ボードゲームの魅力に引き込ませても知りませんが😋
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