今回紹介させていただくボードゲームは『パッチワーク』になります。
2人用ボードゲームでは言わずと知れた作品であり、シンプルなルールで手軽に駆け引きを楽しめるゲームになっています。2人用なので、夫婦やカップルにもおすすめで見た目の鮮やかさから女性からの人気も高い作品です😍
『パッチワーク』とはいったいどんなゲーム?
ゲーム名 | パッチワーク 冬の贈り物 |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳から |
ジャンル | タイル配置 パズル |
定価 | 3,300円 |
おすすめしたい人 | 可愛い絵が好きな人 夫婦やカップル パズルが好きな人 |
『パッチワーク』は、パッチワークキルトを自分のボード上に作っていく2人専用のタイル配置ゲームです。自分のターンではパッチタイルをお金(ボタン)で購入して、ボード上に配置していきます。タイルには時間コストも書かれており、その時間分自分のコマを進めます。時間を使いすぎるとすぐさまゴールしてしまい、パッチワークがスカスカのまま終わってしまいます。お金(ボタン)と時間をうまく調整してキルトボードをパッチタイルで埋めることを目指しましょう!
『パッチワーク』のおすすめな理由3選
『パッチワーク』の内容物
・時間ボード:1枚
・キルトボード:2枚
・ポーンコマ:1個
・時間マーカー:2個
・スペシャルパッチ:5枚
・特別タイル:1枚
・パッチタイル:33枚
・ボタンチップ:1ボタン 32枚
5ボタン 12枚
10ボタン 5枚
20ボタン 1枚
『パッチワーク』のルール
【ゲーム概要】
時間ボードで後ろにいるプレイヤーが手番プレイヤーとなります。手番にはマーカーを進めてボタンを獲得するか、パッチタイルを買って配置するかの2つから選択します。キルトボードにパッチタイルをどんどん配置していき、時間ボードのゴールに両プレイヤーのマーカーがたどり着いた時、ゲーム終了です。この時点でのボタンの数と空いているマスのペナルティを計算して勝者が決まります!!
ゲームの準備
❶各プレイヤーはキルトボード1枚と、その色の時間マーカー、5ボタンチップ(このゲームの通貨)を受け取ります。残りのボタンチップはストックしておきます。
❷時間ボードをテーブル中央に置きます。
❸時間マーカーを時間ボードのスタートマスに重ねて置きます。最近針仕事をした方(スタートプレイヤーになります)の時間マーカーを上にします。
❹パッチタイルを、時間ボードの周りに環状に並べます。
❺ポーンコマを、最も小さいパッチタイル(2マス分)と、時計回りに次のタイルの間に置きます。
❻特別タイルをわきに置きます。
❼スペシャルパッチを時間ボード上で指示されたマークのところにそれぞれ置きます。
❽これでゲームを始められます。
ゲームの進め方
このゲームでは、プレイヤーは交替で手番を行うとは限りません。手番を行うのは、常に時間マーカーが後ろにいるほうです。
したがって相手の手番になる前に、何回か手番を行うことがあります。時間マーカーが同じマスにあったら、上にある方が先に手番を行います。
手番には以下の2つのアクションのいずれか1つを行います。
A:時間マーカーを進めてボタンを取る
または
B:パッチを取ってキルトボードに置く
A:時間マーカーを進めてボタンを取る
自分の時間マーカーを、相手の時間のマーカーの1マス先まで進めます。進んだマス1つにつき、1ボタン(=1ボタンチップ)を受け取ります。
B:パッチを取ってキルトボードに置く
このアクションは5つのステップを順番に行っていきます。
■1.パッチを選ぶ
ポーンコマから時計回りの方向に3枚先までのパッチタイルの中から1枚を選びます。
■2.ポーンコマを置く
選んだパッチタイルのわきにポーンコマを移動させます。
■3.ボタンを支払ってパッチタイルを取る
選んだパッチタイルの値札に示されたボタンの数だけボタンチップを支払い、そのパッチタイルを取ります。
■4.パッチを配置する
取ったパッチタイルを、自分のキルトボードに置きます。その際、空いているマスにしか置けませんが、向きは自由で、裏返すことができます。また、前に置いたパッチタイルに隣接していなくてもかまいません。
■5.時間マーカーを進める
最後に、配置したパッチタイルの値札に示された砂時計の数だけ、時間マーカーを進めます。相手の時間マーカーと同じマスに止まったら、その上に重ねます(もう一度手番を行うことになります。)
時間ボード
このように、どちらのアクションでも時間マーカーが進みます。時間ボードにはマークが表示されているマスがあります。
スペシャルパッチ
時間マーカーがスペシャルパッチのあるマスに止まるか通過するたび、そのプレイヤーはただちにそのスペシャルパッチを取って自分のキルトボードに配置します。
注:スペシャルパッチは1マスのスペースを埋める唯一の方法です。
ボタンの決算
時間マーカーがボタンのマークを通過するたび、ただちにそのプレイヤーは、自分のキルトボード上にあるパッチタイル全てのボタンの合計だけ、ボタンチップを受け取ります。このボタンチップは、ストックから取ります。手番プレイヤーだけがボタンを受け取ります。
特別タイル
自分のボードで、先に7×7のマスを全てタイルで埋めたプレイヤーは、特別タイルを受け取ります。このタイルは得点計算で7点になります。
ゲームの終了
両方の時間マーカーがゴールマスに入ったらゲーム終了です。ゴールマスより先に進むことはできません。時間マーカーがゴールマスを通過してしまう場合は、ゴールマスで停止して下さい。アクションAの場合は、実際に進んだマス数だけボタンを受け取ります。
得点計算
各プレイヤーは、自分がもっているボタンを数え、特別タイルがあれば7点を加えます。そこから、自分のキルトボードで空いているマス1つにつき2点を引きます。
その結果、合計得点の多い方が勝者です。同点の場合は、先にゴールマスにたどり着いた方が勝ちです。
『パッチワーク』のレビュー
パズルゲームの金字塔
『ボーナンザ』や『アグリコラ』で有名な「ウヴェ・ローゼンベルク」氏の作品であり、2人用ゲームと言えばで名が上がる程有名です!!パッチタイルをキルトボードに置いていくパズル要素がメインで、様々な形のパッチタイルをどう組み合わせたら隙間なく配置できるかを考えるのが面白いです😚ゲーム終了後、パッチタイルで埋め尽くされたボードは鮮やかでパズル好きにはピッタリな作品です!!
シンプルなルールゆえの駆け引きがたまらない😏
獲得できるパッチタイルは3枚先までなので、ポーンコマをどこまで前に進めるかも重要な要素の一つになります。単純なパズルゲームに加えてタイル獲得要素があるため、2人用ゲームならではの駆け引きが起こります。相手が欲しそうなタイルに届かないようにポーンコマを制御したり、自分が取れるように逆に大きく進めたりとシンプルながら深い読みが必要です♟️情報が全て公開されているので、アブストラクト要素もあり、そこが好きな人にもハマるゲームだと思います😁
オススメできる人・オススメできない人
オススメできる人
・可愛い絵が好きな人
・夫婦やカップル
・パズルが好きな人
オススメできない人
・大人数ゲームがしたい人
・パズルが苦手な人
総評
項目 | 評価 |
総合 | |
戦略性 | |
バチバチ感 | |
盛り上がり | |
デザイン性 | |
運 |
2人用ゲームで何かお探しの方はこのゲームを購入することをオススメします😊
定番ゲームなので、外れることはないです!!楽しめることを私が保証します✨
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